第11回 CRCと臨床試験のあり方を考える会議 2011 in 岡山
CRCと臨床試験のあり方を考える会議2011 in 岡山
会議代表挨拶

会議代表挨拶

 開催のご挨拶
テーマ:新たなる10年の始まり~プロフェッショナルとしての臨床試験の橋渡しを~



第11回CRCと臨床試験のあり方を考える会議 2011in岡山
会議代表 千堂 年昭

日本臨床薬理学会
岡山大学病院 新医療研究開発センター 治験推進部
 第11回「CRCと臨床試験のあり方を考える会議2011 in 岡山」が9月24日(土)、25日(日)の両日、「新たなる10年の始まり~プロフェッショナルとしての臨床試験の橋渡しを~」をテーマにして、岡山コンベンションセンター、岡山市デジタルミュージアムの両会場で開催されます。
 この10年間で我が国における治験の実施体制は整備されたものの、現状では国際競争の中で厳しい状況にあります。このような中、今後、CRCのみならず治験依頼者・CROの皆様ならびに治験・臨床試験に参加する被験者の皆様との共通認識を基に、これからの医薬品・医療機器の開発およびその評価のあり方を考えることが必要です。その上で、一丸となって、次の一歩を踏み出すことが重要であると考えております。
 また、この10年間でCRCの活躍の場は拡大しています。業務経験を基に、治験から臨床試験、臨床研究の支援業務ならびにスタディマネジメントという分野で活躍しているCRCもおられます。今回のテーマ写真として、CRCという職種に対するイメージを連想して瀬戸大橋を選んでおります。これは臨床試験、臨床研究に関して多くのプロフェッショナルが架け橋になっていること、多くのストレスがあっても揺るぎない存在を示していることです。今回の会議は、CRCと臨床試験の更なる発展の新たな10年に向けた最初の年となります。今回の開催に際しまして、参加者の皆様に多面的な議論が出来るプログラムの企画も進行中であります。日々業務の中で悩まれている種々の問題について、参加された皆様が一堂に会して活発な意見交換、討論を期待します。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
 「晴れの国・岡山」と云われる岡山県は、気候も温暖で果物や魚の幸にも恵まれておりますが、岡山市内には日本3名園の後楽園が、少し東に足を向ければ備前焼の郷、西隣には大原美術館、瀬戸大橋と美術鑑賞や観光にも事欠かない白壁の街倉敷市があります。この機会に岡山観光もぜひお楽しみください。
 今回の会議を通して皆様方の良き交流の機会となり、臨床試験の更なる発展に寄与できることを願っております。