第8回CRCと臨床試験のあり方を考える会議2008 in 金沢

会議代表挨拶

第8回CRCと臨床試験のあり方を考える会議2008 in 金沢 会議代表挨拶

古川 裕之
日本病院薬剤師会 臨床試験対策委員会
金沢大学附属病院 臨床試験管理センター

 この度2008年10月11日(土曜日)から12日(日曜日)の2日間、石川県立音楽堂を中心に、「これまでの10年とこれからのCRCの役割を考える〜CRCの原点の再考と国際共同治験の活性化へ向けて〜」をメインテーマに『第8回CRCと臨床試験のあり方を考える会議2008 in 金沢』を開催させていただくことになりました。今回は、日本病院薬剤師会がお世話をさせていただきます。

 今回で第8回目を迎える本会議は、ステージの上からステージの下への一方向の情報伝達ではなく、具体的な課題の解決に向けて、自由な討論を行う場としてスタートしました。このため、本会は、「会議」という名称が付けられています。おかげ様で、回を重ねる毎に参加者は増加し、最近は、2000〜2500名もの人々が全国各地から集まり、活発な意見交換が行われています。これも、日本臨床薬理学会、日本看護協会、日本臨床衛生検査技師協会、日本薬剤師研修センター、日本製薬工業協会、日本SMO協会と日本病院薬剤師会から構成されるCRC連絡協議会が本会議を支援し、参加の皆様と一緒になって本会議を育ててきた結果と、とてもうれしく思っております。

 さて、CRC(Clinical Research Coordinator)が、新薬・適応拡大の申請を目的に実施される臨床試験(治験)を支援するスタッフとして、我が国において本格的に養成が開始されたのは1998年です。この10年で、延べ5000人を越える人がCRC養成研修を受け、全国で活躍されています。そこで、今回は、CRC誕生10周年を記念して、CRCの活動のこれまでの10年を振り返り、CRCの原点を改めて見つめ直し、そして、国際化時代に対応できるCRCの果たすべき役割を、臨床試験実施に関与する様々な立場の方々とともに議論し、具体的な方向性を示したいと考えています。このために、野村守弘委員長を中心とするプログラム委員会のメンバーが、参加者が意見を述べやすいような企画を用意してくださると期待しています。

 また、参加者の交流の場である懇親会についても、通常の会より参加費を低めに抑えることを予定しており、多くの方々にご参加いただければと思っています。軽快なラテン系音楽の生バント演奏も予定しています。懇親会で知り合った仲間で、ホテルの外に出て、金沢の街に繰り出していただきたいと思っています。人との出会い、そして、金沢の食材を、十分に楽しんでいただくことを願っています。

 会を支えるのは、もちろん参加者の皆様です。毎日のお仕事の中で遭遇した問題点について、問題提起だけでなく、解決事例とともにご発表いただけることを期待しています。会の名称から考えるとCRCだけの集まりとも思われますが、けっしてそうではありません。臨床試験を実施する医師の皆様、製薬企業やCROの皆様、そして、市民の皆様からのCRCへの苦言や期待、臨床試験実施体制へのご要望も大歓迎です。同じ目的に向かって協力しながら進むために、率直で熱い意見交換を行いましょう。

 2008年10月11日(土曜日)から12日(日曜日)の2日間、石川県立音楽堂で、皆様のお越しをお待ち申し上げております。

2008年3月

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