業務プロセスへの質の作りこみ/アイデアを持ち寄って褒めあおう
~小さなアイデアも大歓迎~
一般演題より気軽に自由に発表出来る新企画が始動します!!
*一般演題の発表とは異なります。
*本発表は認定のための点数付与の対象とはなりません。
※品質の作りこみのため行っている取り組みの発表演題を募集します!
あり方会議発足当時のように、研究発表ではない日常行っているちょっとした工夫をご発表いただきます。一般演題のように目的や方法という枠組みにとらわれることなく、日頃の業務の中でどのような工夫や、改善を行っているかアイデアを持ちより臨床試験に取り組む仲間と共有してみませんか?
● 締め切り:2022年7月1日
● 採択結果:2022年7月18日までにご連絡(予定)
● Googleフォームでお申し込みください!
*氏名 *Email *所属施設名 *取り組み内容タイトル *きっかけ *簡単な取り組み内容 *取り組みによって期待されること *(確認できていれば)実際に効果があったこと *その取り組みが(他のCRC等)にも浸透しているか(それが、施設のプロセスとして組み込まれているか) などを入力してください。
記載例)
①オンデマンドで発表(eポスター事前に登録)
②現地会場に掲示用のポスター(会期中 掲示)
③パネルディスカッション
※感染状況等により現地参加されない場合には、eポスターのみでの発表も可能とします。
当日、発表者全員がパネリストとなり、ディスカッションを行います。
応募の内容は事前に査読し倫理的に懸念がある場合は発表をお断りする場合もあります。
なお、本発表は認定のための点数付与の対象とはなりません。
品質マネジメントの重要性について議論をはじめて10年を超えて年月が経ちました。その当時は、「なぜそれが必要なのか」や理論的なことの講義や紹介があっても臨床試験の具体的な実務に落とし込んだ解説や発表などはなく机上の空論に終始した背景があり、各施設レベルで根付きにくい時代が続きました。その後、各施設から具体的な取り組みや製薬協等からも具体的な取り組みの紹介がなされ、そしてICH-GCPの改訂などを契機にようやく各施設において自分の施設ではどうしていくべきか、を考えここ2-3年で取り組みはじめるようになりました。
CRCと臨床試験のあり方を考える会議2011岡山で、データの品質管理「治験データの質は施設の質で決まる!~さてどうする?」というセッションを当時CRCだった石橋寿子が座長で、小宮山靖氏が演者にて開催しました。その際に「『自分の施設の品質の作りこみについてあり方会議で各施設が発表しあうようになれば、日本の底力を世界にアピールできる、そのような時代になることを望む』」と演者の小宮山靖が熱弁して11年たった今、ようやくそれが実現しようとしています。
各施設における品質の作りこみのために工夫していること(被験者の安全性を確実に守るための工夫、プロトコル逸脱を防ぐ工夫、逸脱等が起こったとき再発を防ぐ取り組み、予定通り被験者リクルートするための取り組み、検査キットの管理の工夫等、なるべく、他のCRCも真似できそうな、予算のかからない仕組みや取り組み)を紹介しあい意見交換をしあう場を設けることにしました。
他施設の工夫を聞くことで次につながるハッと気づくアイデアがたくさんが生まれるはずです、プラスのスパイラルを発生させたいと思います。